移動させたいページURLが /user/123456など動的なURLの場合、どう設定すればいいのか?

仕様の概要

移動先URL欄に指定するURLは、マッチ形式ではなくドメインに付け加える形でURLを生成・処理します。

例えば”https://hogehoge.com“というドメインのWEBページの場合、移動先URL欄に/sample という文字列を入力すると、Onboardingは移動先を”https://hogehoge.com/sample” として処理します。

仮に/sample配下に/sample/123といったページが存在しても、デフォルトの設定ではそのページは移動先として指定されません。

移動先URL欄
移動先URL欄

動的なURLを指定する方法

  1. 移動先URL欄に、動的な値¹が入る箇所に{parameter}と記述します。
  2. 直下にあるパラメータをURLから取得するというテキストボタンをクリックし、”パラメータを取得するURLの位置欄”を表示します。
  3. 同欄にて{parameter}が記入されている階層を指定します。
  4. 📌
    階層はドメイン部分を1階層目として数えます。

    例えば”https:/sample.com”というドメインで/users/{parameter}/profileと記述している場合、階層は2を指定します。

実際の記述例
実際の記述例

ケーススタディ

動的なURLを指定すべきケースはどのような場合でしょうか? 例えば次のようなケースがこれに該当します。

💡
CASE:プロフィールページに遷移させる

あるWEBサイトの中で、移動先URLを使ってユーザーのプロフィール設定ページに遷移させたいとします。

同サイトでは、そのページは”https:/sample.com/users/123123/profile”というURLです。この”123123”という部分はユーザーIDであり、ユーザーごとに異なる値(つまり動的な値)です。

このURL構成の時、ユーザーIDを手動で1つ1つ設定していくことは一般的に非現実的です。そのため動的な値として処理するよう設定します。

FAQ

動的パラメータの{parameter}という箇所は実際にはどう書くのですか?

動的パラメータに当たる箇所は、実際に{parameter}と記述します。文字列を変える必要はありません。例えば{userID}{userName}という風には書きません

{parameter}
コピペ用

脚注

  1. 動的な値
  2. 時間や状況に応じて変化する値のこと。プログラムやウェブサイト、アプリケーションにおいて、柔軟性やインタラクティブな機能を提供するために使用される。

    具体例:ケーススタディを参照。