目次 ■要件定義について ■要件定義に必要な流れを知る Phase1:要件定義を実施し、ゴールを検討する Phase2:ゴールを満たすために必要なステップを考える Phase3:ステップを具体化するためにワイヤーフレームを作る
ツアーを作成する際に押さえておくべき要件定義のコツについて、紹介します。
■要件定義について
そもそも要件定義とは?
システム開発を行う上で、やりたいことの中からやるべきことを整理し、わかりやすく文書化することです。
本ページにおける要件定義についてはプロダクトツアーを設定する上で、事前に整理すべき項目を洗い出し、実装が円滑にいくように文書化することとします。
なぜ必要か?
要件定義をすることで、やるべきことが整理され、プロダクトツアーの設定を円滑に進めることができます。
どんなメリットがあるか?
要件定義を実施することで、以下のメリットがあります。
・設定が円滑に行く ・プロダクトツアーやポップアップのやりたいことの社内共有が容易になる ・目指しているものが明確になり、設定の途中で迷わない
■要件定義に必要な流れを知る
※Phase2まで実施すれば、概ね円滑にすすめることができますが、3を実施することで、より実装スピードが上がります。
要件定義は、大きく以下の3Phaseに分かれます。
Phase1:要件定義を実施し、ゴールを検討する
要件定義の方法
①理想の状態を思い描く
②理想の状態にしたいのはなぜか、その目的を考える
③理想の状態、目的を考えた背景を言語化する
④理想の状態になってもらうために必要なことは何かを定義する
⑤どのお客様に対して、理想の状態を提供するのかを決める
⑥どの機能でどうなれば良いのかを考える
⑦いつまでに誰が実装するのかを決める
かける工数の目安
オンボーディングの設定にかかる要件定義については、1~2h程度を目指しましょう。
アウトプットイメージ
Phase2:ゴールを満たすために必要なステップを考える
ステップとは?
Phase1の要件定義で考えたゴールを達成するために、各機能でお客様に通っていただく過程のことです。
どのくらいの粒度なのか?
扱っているプロダクト、要件定義の内容によって様々ですが、設定を円滑に進めるために、できるだけ細かい粒度にすることがおすすめです。
アウトプットイメージ
Phase3:ステップを具体化するためにワイヤーフレームを作る
※このPhaseは必ずしも必須でやる必要はありません。ただし、書いておくと実装前に社内イメージのすり合わせができる、実装が円滑に進むなどのメリットもあります。
ワイヤーフレームとは?
一般的には、Webページのレイアウト・仕様を決めている設計書のことを言います。 オンボーディングにおいては、ツアー設定やポップアップ設定のときのレイアウト・仕様の設計書とします。
どんなふうにしたら良いの?
「Phase2:ゴールを満たすために必要なステップを考える」で検討したステップの該当ページの画面をスクリーンショットし、画像編集によりポップアップ等をつけていきます。
アウトプットイメージ
Onbordingとは?のサービス紹介動画を載せるステップのワイヤーフレーム
ツアーのイメージ動画を載せるステップのワイヤーフレーム
ツアー作成に入るためにクリックを案内するステップのワイヤーフレーム